皆さんはハルトコーティングをご存じですか?
今回はドコモショップにてハルトコーティングを施工してもらった体験談とともに、実際の料金や施工時間、使用感などを解説します。
このような項目にあてはまる方はぜひお読みください!
自分でコーティングしたい人は
ハルトコーティングとは
ハルトコーティングは日本で開発され、スマートフォンを始めとするさまざまなものに施工が出来る100%無機質のガラスコーティングです。
ナノ銀(Ag)配合の抗菌製品としてSIAAの認証を取得。ナノ銀が抗菌効果を発揮することよって、コーティング面の菌の増殖を抑えることができます。
ハルトコーティング公式サイトより抜粋
では具体的にハルトコーティングならではの特徴を4つ解説していきます。
①セル状被膜で衝撃吸収
ハルトコーティングは非常に細かい粒子が素材の奥深くに入り込み、粒子同士が結合してセル状の被膜を形成します。
この粒子が素材の細かな凹凸を埋めることで、落下時などの衝撃を吸収し割れを低減します。
筆者がハルトコーティングをしてもらったスマホは、クッションや枕に置くと必ずすべり落ちます。摩擦がなさすぎる!!
スマホ表面の微細なデコボコが埋まっているのを実際に体感できます。
衝撃吸収試験(大阪工業大学協力)の結果によると、ハルトコーティングをすることにより耐衝撃強度が1.4~1.7倍程度向上していました。
②完全無機質100%のガラスコーティング
ハルトコーティングは塗布→水反応の工程を3回行うことで完全無機質のガラス(SiO2)被膜を形成します。
成分そのものが水分と反応して硬化するため、ドコモショップのスタッフさんもハルトを塗布、水を塗布を繰り返して片面10分ちかくコーティング作業をしてくれていました。スプレーではなく手作業なのに驚きました。
③素材細部まで入り込むナノサイズの粒子
ハルトコーティングの膜厚は一塗りで0.2~0.3マイクロメートルととても薄いです。
ナノ化された粒子が通常のガラスコーティング剤では入り込めなかったような素材細部まで入り込み、素材の小さな凹凸を埋めて耐久性を強化することができます。
筆者のスマホも本当にツルツルになり、初日は慣れていないこともあり手からもすべり落ちそうになります。
画面フィルムなど張り付けるモノを付けたい場合は施工から3日間以上空ける必要があります。下記のハルトコーティング施工後の注意点!で詳しく説明します。
④重ね塗りOK!
市販のガラスコーティング剤は重ね塗り不可の商品もありますが、ハルトコーティングは何度でも重ね塗りが可能です。
スマートフォンにハルトコーティングした場合、約2年~3年持続するとハルトコーティング公式HPに記載があるので、2~3年ごとに施工してもらうのもいいですね。
料金・施工時間は?
ではハルトコーティングの料金、施工時間はどのくらいなのでしょうか。わかりやすいようにドコモショップでの価格と目安の時間を一覧にしました。(2021年3月現在)
地域やキャンペーンによって価格が変わる場合もありますので、お近くのドコモショップでご確認ください。
施工部分 | 料金 | 施工時間 |
スマホ片面 | 4,400円 | 10〜20分 |
スマホ両面 | 6,600円 | 20〜30分 |
タブレット片面 | 6,600円 | 20〜30分 |
タブレット両面 | 9,900円 | 30〜40分 |
施工時間ですが、筆者の体感ではスマホ両面やってもらって片面約10分だったので、あくまで目安として考えておいてください。
メリット・デメリット
まずはメリットから見ていきましょう。
つぎにデメリットを見ていきます。
デメリットが受け入れられるかがハルトコーティングをするかどうかのポイントだと個人的には考えています。デメリットの項目を許容できるかどうか、よく考えてみてください。
ハルトコーティング施工後の注意点!
最大の注意点は、画面フィルムなど張り付けるモノをスマホに付けたい場合は施工から3日間以上あける必要があるという点です。
ハルトコーティングは塗布した時点で表面硬度は4Hほど、3日以上たつと9H(一般的に販売されているガラスフィルムと同じ硬度)まで硬化します。そのため、硬化前にフィルムを張り付けてしまうとコーティングが剝がれてしまう恐れがあります。
ちなみに、表面硬度の尺度には鉛筆硬度とモース硬度の2種類あるそうです。
数字のうしろに「H」がついている場合は鉛筆硬度の場合が多く、スマホのガラスフィルム(9Hなど)は鉛筆硬度が尺度に使用されているそうです。ご興味がある方にリンクを置いておきます。
まとめ
- スマホ両面の料金は6,600円、20~30分で施工(ドコモショップの場合)
- ガラスフィルムと同じ表面硬度9Hで衝撃に強い
- 画面フィルムを貼りたい場合、施工から3日間以上あける
- 見た目には変化なし
- メーカー修理ではコーティングしてあると修理受付してもらえない場合あり
筆者はハルトコーティング+スマホカバー(ツルツルなので落下防止用)をして快適に使えております。
個人的には側面やボタンなどもコーティングしてもらえるので両面施工がおすすめです。
スマホは安いモノではないので、ハルトコーティングを過信しないでほかの対策も合わせて行いたいですね。最後までお読みくださりありがとうございました!